小学部の紹介

様々な事象に
興味を引き出すことが大事です。

サッカーの世界では、教えたことを瞬時に習得する9歳から12歳までを「ゴールデンエイジ」と呼び、とても重要な年代であると捉えられています。勉強においても同じようなことが言えると思います。小学生というのは本当に頭が柔らかく、乾いたスポンジに水を浸すくらい、様々な知識を吸収していきます。この時期を逃す手はありません。

また、小学生は「何で?」という言葉が大好きです。それの一つ一つに答えてあげるのが大人、特に塾講師の役割の一つだと考えます。生徒の興味の芽を大切に伸ばしてあげることが、意欲的に生きる大人になるための第一歩だと思います。知識のシャワーを浴びせ(単なる知識の詰め込みではありません)、興味を様々な分野に広げていきましょう。

読み・書き・計算を重視します。

現在の小学校での問題演習量は少なすぎます。「宿題は出ない」「ドリルが空白だらけ」「半年間理科の授業をやっていない」などの、一昔前では考えられないようなお話を保護者の方から伺うことがあります。これで勉強ができるようになる方が無理があります。

岡本塾では、時間のある小学生のうちに、全ての勉強の基礎になる部分を完璧にします。昔、子供が身につける必要があるものが、「読み・書き・そろばん」と言われていたようですが、非常に理にかなったものであると思います。

「読み」では、テキストの文章を音読していきます。また、時間が許せば、テキストの他にも竹取物語や枕草子などの古文や、宮沢賢治や与謝野晶子などの文や詩を暗唱していき、日本語の美しいリズムも身につけていってもらいます。いわゆる「できる生徒」は間違いなく文章をスラスラ読めます。

漢字は熟語を含めて年間で1000字を目標に、授業毎に漢字テストを行って覚えていきます。「漢字が読めない」・「漢字の意味がわからない」ことが読解力養成の最大の障害となります。漢字練習を疎かにしてはいけません。

計算は年間で2000問を目標に解いていきます。先程も申し上げたとおり、学校での計算練習は少なすぎます。中学生になっても「小数の計算ができない」「分数の計算ができない」といった生徒が後を絶ちません。特に分数は数学の全分野において絶対に必要な知識となります。中学生になって、「二次関数の意味がわかった」「三平方の定理がわかった」という状態になっても、分数の計算ができなければ問題が解けないのです。

理科・社会も行います。

他塾ではなかなかやっていない理科・社会の授業を行います。何故なら、公立高校入試、及びほとんどの国公立大学(文系・理系問わず)も理科・社会を含めた5教科入試だからです。また、理科と社会が、公立高校入試で合否を分ける教科なのです。理科社会ができた生徒は合格し、理科社会で失敗した生徒は残念な結果になることが多いのです。これだけの事実があるにも関わらず、理科と社会の授業を小学生のうちから行っている塾が少ないことが残念でなりません。

また、中学・高校で理科・社会が嫌いになる一番の原因は「知らない」ことにあります。ですから、小学生のうちに「知って」おけば、中学・高校での理科・社会アレルギーはなくなります。小学生のうちからの理科社会、本当に重要です。

模擬試験を行い、
全国規模での学力を把握します。

小学校のペーパーテストは簡単すぎて100点が当たり前。成績表も「概ね理解できている」などの曖昧な表現で終始しているので、保護者の方は子どもの本当の実力がわからなくなっています。この状態で中学に進学して、中1の最初の成績表で愕然とする保護者の方も、かなりいらっしゃいます。

ですから岡本塾では、全国規模で行われる模擬試験に参加し、生徒の学力を客観的に測定していきます。勿論、模擬試験の結果を基に、今までの勉強の検証を行い、勉強方法の改善を行っていきます。生徒に対しては、やりっぱなしにはさせずに、解き直しを徹底していきます。